コロナ禍の総括と2023年問題に向けての採用戦略
2022年12月26日
ポールトゥウィン株式会社
第四事業部Stepjobグループ
コンサルタントチーム
過去二回のメルマガ「外国人介護人材採用の2023年問題とwithコロナ〜前編および後編」では、コロナによる外国人採用の状況の変化と今後の予測について触れさせていただきました。
コロナ禍で外国人人材の採用の状況、やり方が大きく変わりました。
この2年半を総括する形であらためて整理すると、
(1)2020年3月からコロナ禍により海外からの来日がほぼ停止(技能実習生、特定技能、留学生、その他就労ビザなどの中長期在留者)。
(2)結果、特定技能において、国内在住の技能実習生、留学生からの採用が大幅に進み、2022年9月末時点で8万人に達した。特に帰国困難な技能実習生からの転職組が加速。
(3)一方で、2022年4月まで新規の技能実習生がほとんど来日できなかったことから、 2023年3月以降、技能実習生2号ですぐに特定技能に転職できる候補者がほぼいなくなる。このことを、当社では「特定技能人材採用の2023年問題」と呼んでいます。
(4)2023年問題への対策として、下記の通り、国内組と海外組のハイブリッドで採用を推奨させていただきました。2025年4月以降に技能実習生2号の候補者が出てくるまではこのやり方がベストと考えます。それぞれにメリット、デメリットありますが、上手く組み合わせて使うことがポイントと考えます。
【国内組】
①技能実習生2号(3年間)終了者
〇メリット :日本語力高め、日本の生活への慣れ、日本での実務経験が豊富
×:デメリット: 2023年3月以降、2025年4月までは候補者がほぼいなくなる
※技能実習生3号(5年)もターゲットになりえるが、2号に比べて非常に人数が少ないので人数は期待できない
②特定技能経験者(すでに特定技能で働いている人材)
〇メリット :日本語力高め、日本の生活への慣れ、日本での実務経験が豊富
×:デメリット:すでに特定技能5年間のうち1年~1年半とか消化していると残り3年半~4年しか働けない。転職理由の見極めが必要。
③留学生(日本語学校や専門学校)
〇メリット :日本語力高め、日本での生活への慣れ、アルバイトで様々な仕事経験
×:デメリット:コロナ禍で留学生が激減、留学生には特定技能は不人気なので集めにくい
【海外組】
④海外から特定技能人材を招聘
〇メリット :様々な国から候補者を確保しやすい、フレッシュですれてない?
×:デメリット:日本語力が低め(生きた日本語力が弱い)、日本の生活に不慣れ、日本企業の就労経験なし。コロナなどの感染症により入国が遅れるケースもあり得る。
当社では、ハイブリッドでの採用に向けて着々と準備を進めております。
ベトナムを中心に、インドネシア、ミャンマーなどの現地の信頼できる機関と提携し、海外在住の若くて意欲のある人材をご紹介可能です。アジアは人材の宝庫です。
また、国内においても当社は長年の経験とネットワークがありますで、口コミも含めて経験者人材を集めやすくなっております。
経験豊富なコンサルタントが適切な採用方法をアドバイスしながら進めさせていただきます。
ビザの取得や入職前後のサポートなど、経験豊富なスタッフが対応をいたします。
現在8400を超える登録支援機関のうち、100人以上の特定技能人材を支援しているのは1%未満ともいわれます。単純に計算すると80あるかないかでしょうか。
登録支援機関選びは実績と経験豊富な当社にぜひお声掛けください。
よろしくお願いいたします
また、「外国人介護人材採用の2023年問題」をテーマとしまして、セミナーも開催予定です。
HPやメルマガ等で随時ご案内していきます。
セミナー参加やメールの配信をご希望の方は、こちらよりお申込みをお願いいたします。
経験豊富なコンサルタントが適切な採用方法をアドバイスしながら進めさせていただきます。
また、ビザの取得や入職前後のサポートなど、経験豊富なスタッフが対応をいたします。
よろしくお願いいたします。
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問い合わせ先
ポールトゥウィン株式会社
第四事業部 Stepjobグループ
〒101-0022
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